2009/08/27

[Nokia N810] w3m、async, 256colorにて。

普段使いはw3m。そこから
  • 画像が沢山のとき → Dillo2
  • javascriptとか必要な時 → tear
てな感じで外部ブラウザをforkさせているわけなんですが、メインのw3m、
裏でリンクが開けないのはタブブラウザとしてはかなりのガッカリポイントですよね。
そこで、
w3m-0.5.1にこちら(http://homepage3.nifty.com/slokar/w3m/w3m-256.html)様のpatch
  • w3m-0.5.2-cvs-1.1001_256-008.patch
  • w3m-cvs-1.1001-async-4_256-008.patch
を当ててみました。
設定はこんな感じ。
./configure --enabled-ssl --enable-color256
(最初--enable-color256を指定せねばならない事に気づかず嵌ったりしました。)

Dillo2には劣るものの、かなり体感速度が上昇します。
だが色は切る!(いみないじゃん)
まあ色を知る年齢(とし)か!みたいな勇次郎さんノリでオプションつけて見たものの、もうこのまま魔法使いになってやる標準の方が可読性高いよな気がしました。慣れの問題でしょうけど。


w3mはいろんな方がパッケージ作られてるのでバイナリだけ置いて見たり。w3m.gz

2009/08/25

[Nokia N810] Quasarパッケージのアップデート

変更点 :
Quasarの作者さんから直々にアドバイスを頂いて、音量調節が効くようになりました。
(ただしmplayerの音量調節を行うものであって、Maemo自体の音量を調節するものではありません。)

Todo :
  • AdvacedBacklightのソースを見たりしつつ、Gconf経由で音量変えられると良いなと模索中。 (でも現行のままの方がいい人もいるのか)
  • 安定性の向上。ってどうすればいいんじゃ。libqt3まわりなのかなあ。

その他 :
QuasarはあのAGAWA大先生作、ZPlayerをベースにしているらしい。
何気に日本と縁があるわけですね。

2009/08/22

[Nokia N810] Dillo2で日本語入力(出来てない)

追記Ⅱ: 出来ました。

爆速で有名なDilloの最新版、2.1.1を適当にmakeしてみたのだけれど、日本語が豆腐になる。
別に失読症になったわけではない。たぶん。
いろいろググってみればロケール設定の問題らしく
LANG=ja_JP.UTF-8 dillo "$@"
などとやって回避。
すーげーはえー(c)織田裕二 等と喜んでいたのも束の間、日本語が入力出来ないことに気づく。
別に失語症になったわけではな、、いや、どうかな。。。。

気をとり直してまたもやググってみたものの、少ない検索結果は成功報告ばかり。
なんかXOpenIMが失敗しやがっているのですが。
scimがいかんのかとuimに移行、するのは無理なので(へたれ)scim-bridgeを作ってみた。
ほら。Quasarで日本語入力したかったし(いいわけ)。
makeは簡単に出来たものの、インストールに際して、肝心のMaemoCJKの起動機序がさっぱりわからない。
なにしろ.xinitrcだのが無いMaemoではあるし、init.dあたりにも何も無い。xinit.d?im-switchはいってないよ?
ということで、苦し紛れに環境変数
  • XIM=scim
  • GTK_IM_MODULE=scim-bridge
  • XMODIFIERS=@im=SCIM
  • QT_IM_MODULE=scim-bridge
を/etc/osso-af-init/af-defines.shにてexportしてリブート。
Dilloを起動し、shift+spaceでscim-panel-gtkが、、出た!



と思ったらEnglish/Europeanが一人ぽつねん、と佇んでいるのみであった。。
出てこんかいAnthy!!というか誰かボスケテ!

つづくのかも。

・追記Ⅰ
だれがanthy殺したか。
ximはロケールを見るらしい。
strace的には@server=SCIMなんだかんだとやってるのが見える。
/usr/lib/locale/ja_JP.UTF-8を作ってやる必要があるのか?

2009/08/21

Nokia N810をBluetoothヘッドセットとして使う。

-------ぜんかいまでのあらすじ----
幼いころから、N810をA2DPのSinkにしてみたかった俺。
Google先生に尋ねてみれば、しかし、国内では推定お二人程しか挑戦していない、実にニッチなテーマであった。
足がかりとなったこちらhttp://osdevj.g.hatena.ne.jp/osdevj/comment?date=20080612)のブログ様を発見したのが、去年の冬頃。
なんでも古いbluetooth-alsa中にa2recvとかいうA2DP再生プログラムがあるらしい。
というところまでは判ったものの、/dev/dspを使うからそのままでは動かないとか、armだからリトルエンディアンだとか、紆余曲折があって、最近ようやく動作したのだった。
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....orz
そこで問題だ!このえぐられた心でどうするか?3択―ひとつだけ選びなさい

答え①ハンサムのポルナレフは豆腐の角に頭をぶつけて自害する。
答え②ハンサムのポルナレフは醤油を飲んで自害する。
答え③①の豆腐と②の醤油で冷奴をつくって食べる。

冷奴おいしいよね。 と脳内会議で決定されましたので、以下手順。なんてながい前振りだ。
  1. a2recv-esd.tar.gzをダウンロード。
  2. # tar xvzf a2recv-esd.tar.gz
  3. # cd a2recv-esd
  4. #./sdptool add A2SNK  //A2DP再生可能だとクエリに対して答える。
  5. #./a2recv-esd //a2recvを立ち上げる。
同梱のhciconfigで"./hciconfig hci0 class 0x200404"とかやれば、接続元デバイスから、N810がBluetoothヘッドセットに見えるようになります。
また、適当にesdを組み込んだだけなので、大概のスタックにおいて、ブツ切れ状態になります。
対処法としては、a2recvで繋ぎつつ、同梱のl2pingとかを"./l2ping <接続元BTアドレス>"とバックグラウンド実行してやるとまともになったりならなかったり。

ちなみに2recv-esd.tar.gzの中身はこんな感じになっております。
a2recv-esd/
a2recv-esd/a2recv-esd
a2recv-esd/avrecv (おまけ:AVRCP 受信)
a2recv-esd/avsnd (おまけ:AVRCP 送信)
a2recv-esd/hcitool
a2recv-esd/l2ping
a2recv-esd/sdptool

それからダメージソースコードはコチラ。diffとかとれよ自分。



[Nokia N810] Quasarをつくってみた。



Zaurus向けのiTunesっぽいMplayerフロントエンド、Quasarをビルドしてみた。
Zaurus向けとは言ったものの、実際は
  • Linux
  • OSX
  • Windows
  • Pdaxrom(ほとんどzaurusだけど)
向けにもビルド可能で、今回はLinux用コンフィグを使ってビルドした。
ザウルス用ソフトは大半QTEで書かれているわけで、N810用にビルドし直すにはQT3を使うように書き直さなければいけないのだけれど、Quasarはそのへん最初からやってあるようなモノなので何事も初心者な自分にも楽勝なのであった。
ちなみにこのあいだはaBookReaderに挑んで惨敗しました。(sed -e s/QPEApplication/QApplication/gごときでは太刀打ちできません)

感想:
  • Zaurusで使ってたころにはなかった機能が目白押し。
  • CoverFlowはZaurusだとサクサクしてるが、N810だとちょっとつらいかも。
  • nightlyですが一通り安定している様子。
  • Quasarからの音量調節は効きません(/dev/dspを見ている様子)。 *追記 効くようになりました
  • (全画面で終了した後?)起動しなくなるが、~/.quasar/quasar.conf最下部のhadFrame を0から1に指定し直すことで回復可能。
  • 民主党どうなっちゃうの。
インストール:
1.Mplayerが入ってなかったら入れる。
2.MythTVのgarageから libxinerama1_1.0.1-4.1_armel.deb およびlibqt3-mt_3.3.7-4chinook1_armel.deb をダウンロードしてインストール。
3. quasar_0.96r169r31-maemo1_armel.debをダウンロードしてインストール。(アップローダーをなんとかせねば) *追記 アップデートしました。
スクリーンショット: