2009/04/03

GarnetVMでRamDisk

PalmPreではPalmOSが動くようですが、
OS2008にも皆さん御存じ、ACCESS最後の良心(そんなこたーない)、GarnetVMが存在します。

特にミニー大先生のHackによって日本語ROMが使えるようになった時などは、

などと思わず口走ったモノでした。(わかいおさむっぽく)

そんなGarnetVMですが(今のところ)、PalmPreに実装されるらしい外部メモリからのPalmwareの起動(PalmOSから外部メモリを参照可能?)はおろか、仮想外部メモリ機能も有りません。

そこでPalmにも幾多存在するRamDiskソフトが試されましたが、有名なアプリケーションは悉くエラーを吐き出し、、GarnetVMを巻き込んで落ちました。

今回紹介するのは、存在が余りにもニッチ過ぎたとあるPalmware、"WifiGinie"です。







一時期は、西のInfiniFile東のWifiGenieと呼ばれていたものです。(よばれてません)

さて、本来、WifiGinieは、
WindowsやSambaの共有フォルダをPalmの外部メモリとしてマウントするソフトウェア
なんですが、おまけ(?)機能としてRamDiskをマウントする機能が有ります。これがGarnetVM上でも動くんですね。

ClieUX50にLinuxをインストールするために(わかさっていいですよね)
さんざ海外製アプリをダウンロードした経験がモノを言い、ようやく見出したWifiGenieですが、
イントールはスゲく(スタパ先生リスペクト)面倒だと言えよう(同)。
まあキリル文字とかに親しみを感じる方なら楽勝です。スタパ先生がロシア人だとかは言ってない。
  1. いずこからか、WiFiGenieEvalV10r21Pkg.rarだとかWiFiGenieEvalV10r21Pkg.zip、もしくはWiFiGenieV10R21EvalPkg.prcを入手。お好きなルートで。
  2. 入手したWiFiGenieV10R21EvalPkg.prcを実機かGarnetVMに直インストール、POSEでもOKなようです。
  3. Filesなどで
NCSMBS.pdb
NetDskVFS.prc
PathMapDB.pdb
RamDskVFS.prc
ResourceLib.prc
SMB CIFS Lib.prc
SMBBROWSELib.prc
SMBCOMMLib.prc
WiFiGenie.prc
netDskSlot.prc
ramDskSlot.prc
--ここまでCreatorID=isfs--
LicenseMgr4.prc
LicenseManagerDB.pdb
を抽出。creatorIDなどでフィルタするとお手軽です。








これらを、windowsの共有フォルダ等にまとめておき、
smbMate(おすすめ)やWiFilePROでいっきにGarnetVM本体メモリへダウンロード。


















ひとまずGarnetVMを終了し、改めて起動。
標準ランチャー画面にWifiGinieが追加されているはずです。


















あとは心のおもむくままにRamDiskをマウント。












「お美事」
「お美事にござりまする」


N8xx側にSambaをインストールすれば、外部メモリにも直接アクセスできるようになる、ハズですね。

小技なんですが、GarnetVMを"/usr/bin/gvm/gvm -T"とTオプション付きで実行すると、実行した間の変更が保存されません。
度々メモリファイル(~/.gvm/gvm.store)ごとデータのふっ飛ぶGarnetVMを、すこしだけ安定運用できます。









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